労使実務研究部会
「新たな成長に向けた労使による課題解決」
~活き活きと働き続けられる職場づくり~ お申込みはこちら
~活き活きと働き続けられる職場づくり~ お申込みはこちら
日本企業の強みは、労使が職場の問題に真摯に向き合い、協議を通して解決を図っていくという風土であり、その基盤は健全な労使関係であります。社会・経済環境、働き方や価値観が多様化する中、新たな企業の成長の実現に向けては、労使実務において様々な課題へ新たな発想、対応が求められており、その意味からも『労使の協力と協議』がますます重要となっています。そこで、労使の担当・実務者が、職場における共通の課題を共に考え、今後の方向性を検討する場とすべく、各テーマにおける先進企業からの取り組み事例紹介、有識者からの講演、並びに意見交流等の場を設定し、その課題解決の一助として開催いたします。
年間スケジュール
【第1例会】 2025/6/6(金) 14:00~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | 離職防止、若手育成、自律的人材育成 | |
■テーマ1「離職防止の教科書: 離職の心理と部下のタイプ別対応策」 一般社団法人日本経営心理士協会 代表理事 藤田 耕司 氏 「離職の心理」を理解して、社員が辞めない職場づくりを!テレビでは転職関連のCMが頻繁に流れ、人材紹介会社からはスカウトメールが届くなど、さまざまな形で社員に転職の誘惑がつきまといます。そうした離職が生じやすい状況に対応し、社員の離職を防ぐためには、「離職の心理」について理解する必要があります。本例会では、「離職防止の教科書」の著者の藤田氏から、離職の心理と部下のタイプ別離職防止策について、お話しをいただきます。 | ||
■テーマ2「みんなで学ぶ! 旭化成の「新卒学部」」 ~自律的な学びでキャリア不安を解消し、組織変容を実現~ 旭化成㈱ 人事部 人財・組織開発室 梅崎 祐二郎 氏 終身雇用が見直されてキャリアの選択肢が多様化する中、社員に対して自律的なキャリア形成を求める企業が増えています。そうした中、キャリア形成への不安を抱える若手も増えています。旭化成では、人材戦略の一つ「終身成長」の実現に向け、主体的に学び続ける社員を増やす真のキャリア自律のための「みんなで学ぶ」コミュニティーづくりに注力しています。本例会では、同社の取り組みについて、お話しをいただきます。 | ||
【第2例会】 2025/8/4 (月) 13:30~17:00 中部生産性本部 セミナールーム | いきいき働ける職場・心理的安全性 | |
■テーマ 「もう、うんざり!のチームや職場に「やる気」を取り戻す!」 ~組織の体質を現場から変える100の方法~ あまねキャリア㈱ 代表取締役CEO 沢渡 あまね 氏 多くの人は、組織や職場に対して、「うんざりだ」と感じたことがないでしょうか?「ルール」の遵守を重んじて、例外は認めない、役職や権限を重視し、現場を厳しく「管理統制」する、「失敗」は非難されるため、入念に評価・準備を行うなど、レガシーな体質にモヤモヤや、うんざりしてしまっている人は、少なくありません。本例会では、そうした職場の問題改善コンサルタントとして活躍される沢渡氏から、その組織の体質をいかに変えていくべきか、実践的なポイントの解説と参加者意見交流で方向性を探っていきます。 | ||
【第3例会】 2025/9/19(金) 14:00~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | シニア活躍の促進への定年延長 | |
■テーマ1「地元企業;大同特殊鋼の定年延長制度導入の取組」 大同特殊鋼㈱ 人事部長 溝尾 岳史 氏 地元企業では、定年延長に取り組む企業が少ない中、大同特殊鋼では、多様な人材の活躍と「働きがい」を感じる職場環境づくりに取り組みの一環として、高年齢者の活躍促進、労働力人口の減少や、さらには現場力の維持・向上といった観点等も踏まえて、2023年度から定年年齢を65歳に引き上げる定年延長制度を導入しています。本例会では、同社の取り組みについて、お話しをいただきます。 | ||
■テーマ2「TOPPANグループ 65歳定年延長と今後の課題」 ~主体的に挑戦し、自律的なキャリア選択に向け~ TOPPANホールディングス㈱ 執行役員人事労政本部長 奥村 英雄 氏 TOPPANホールディングスでは、従来は定年を60歳とし、最大65歳までシニア社員として再雇用としていましたが、高年齢者が現役世代と遜色なく、またはそれ以上のパフォーマンスを発揮できるとの期待、確信から、高年齢者の働きがいのさらなる向上を目指し、2022年4月より定年を65歳に引き上げ、また、定年後再雇用制度を改定し、最大70歳まで働ける制度を導入しています。本例会では、人生100年70歳現役時代に向け、シニアの活躍促進に向けた同社の取り組みについて、お話しをいただきます。 | ||
【第4例会】 2025/11/13(木) 14:00~17:00 ①中部生産性本部 セミナールーム ②オンライン(Zoom) | 残業減、ウェルビーイング、仕事の質向上 | |
■テーマ1「残業減へ仕事の生産性を高める実践業務改善のポイント」 ~エンゲージメント向上、ウェルビーイングの促進~ コクヨ㈱ 働き方改革プロジェクトアドバイザー 坂本 崇博 氏 働き方改革や労働基準法の改正により、労働時間の短縮が求められる中でも依然として減らない残業。本例会では、その残業減、ウェルビーイングの実現に向け、コクヨに入社以降、 生産性向上の観点から会議体の工夫、資料共有活用の仕組みづくりなどを考案、また政府の「霞が関働き方改革推進チーム」のアドバイザーを務めるなど豊富な実績、経験を持たれている坂本氏から、各社での残業減、仕事の生産性向上を指導されてきた事例を踏まえ、業務改善のポイントについて、お話しをいただきます。 | ||
■テーマ2「働きやすさと働きがいを実現するウェルビーイング経営」 ~残業減・休日取得増を成功させる4つのポイント~ SCSK㈱ 執行役員人事分掌役員補佐 (DEIB・Well-Being推進担当) 河辺 恵理 氏 「第1回働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」大企業部門の最優秀賞を受賞した実績を持つSCSK。同社は、IT業界ゆえにかつては長時間労働や深夜残業が常態化していました。社員の健康を守るために、当時の社長が取り組んだのが「スマートワーク・チャレンジ」という名の働き方改革です。「残業時間20時間/月以下、年次有休20日(100%)の取得」という目標を掲げ、強力なトップダウンと現場での工夫により社員の意識も大きく変わりました。本例会では、その長年の取り組みについて、試行錯誤も交えながら、現在の進化形を含めお話しをいただきます。 | ||
【第5例会】 2025/12/16(火) 13:30~17:00 中部生産性本部 セミナールーム | 知らなかったでは通らない | |
■テーマ「労使に関する最新の重要法改正および裁判例、 ならびに企業労使実務の対応ポイント」 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 外国法共同事業 弁護士 嘉納 英樹 氏 2024年下半期から2025年にかけての主要な話題は、社会保険の適用対象者拡大、フリーランス適正化法、自転車運転中の酒気帯びまたはスマホ使用の違法化、「下請取引の適正化について」、企業型確定拠出年金掛金変更、大麻使用違法化、育児休業介護休業法の改正、次世代育成支援対策推進法の改正、出生後休業支援給付金、東京都・北海道・三重県桑名市のカスハラ防止条例、失業等給付(基本手当)の給付制限の短縮です。本例会では、重要な法令改正および裁判例について復習しつつ、2025年通常国会で議論される下請法・労働施策総合推進法の改正ならびに2026 年施行の日本版DBS など将来の方向性について概観します。[架空事例]を解き、[寸劇]を観て考えながら、実務的な対応策を一緒に勉強しましょう。 |
幹事
あいち銀行従組 | 執行委員長 | 杉浦 豊大 氏 |
大同特殊鋼労組 | 書記長 | 近藤 陽彦 氏 |
㈱デンソー | 人事部労政・技能人事室労務企画課長 | 川﨑 貴之 氏 |
東邦ガス㈱ | 人事部人事企画グループマネジャー | 北原 弘康 氏 |
トヨタ自動車労組 | 副執行委員長 | 江下 圭祐 氏 |
名古屋鉄道㈱ | 人事部人財活躍推進担当課長 | 古池 沙織 氏 |
開催要領
とき | 2025/6/6(金)、8/4(月)、9/19(金)、11/13(木)、12/16(火) |
ところ | 会場またはオンラインの選択制(第1、第3、第4例会) ①会 場(中部生産性本部 セミナールーム) ⇒アクセス ②オンライン(Zoom) ※ 第2例会、第5例会は会場(中部生産性本部 セミナールーム)(豊島ビル11階)のみでの実施となります。 オンラインセミナーへご参加の方へ ①「Zoom」を使用しての開催となります。 あらかじめ、Zoomアプリをインストールのうえご参加ください。 ②WEBブラウザ(chrome)からもご参加いただけますが、一部機能が制限され、また、ブラウザの種類により 視聴できない場合がありますので、Zoomより推奨されていますchromeをご利用ください。 ※ご予定の視聴環境でZoomをご利用いただけるか、下記テストページにて事前にご確認ください。 接続テストURL:http://zoom.us/test |
対象 | 人事労務部門担当者、労組役員 |
年間登録費 | 一般財団法人中部生産性本部会員組織:67,100円 一般組織:111,100円 (1組織2名登録、資料代・消費税含む) |
備考 | ■申込締切日:2025/5/30(金) ※昨年登録されている場合、別途ご案内いたします。 ※下記の申込フォームより必要事項をご入力の上、お申込み願います。 お送りください。 ※受付後に請求書をお送りいたしますので、 年間登録費につきましては、請求書に記載の振込期日までにお振込み願います。 なお、振込手数料については、お客様にてご負担願います。 6/2(月)以降の登録費の払い戻しはいたしかねますのでご了承ください。 また、請求書のメール送付をご希望の方はフォーム備考欄にご希望の旨ご記入ください。 ■運営方法 1.各例会はご登録組織におけるメンバー制にて運営いたします。 2.各例会の詳細は、開催の約1ヶ月前にEメールでご案内いたします。 3.各例会への出席は2名まで可能です。(代理出席可) 4.録画の配信は許可いただいた講演のみ、後日登録者の方にご案内いたします。(期間限定) ■注意事項 下記事項を確認、同意の上、お申込みをお願いします。
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