講師 講演趣旨・プロフィール
2025年 3月 4日(火) |
オプション車座トーク 14:20~15:10
講演① 13:15~14:15
日本企業のイノベーション創出に必要なこと(仮題)
~持続可能な社会のための未来戦略~
急速に進化する社会の中で、日本企業が持続可能な未来を実現するには、イノベーションの創出が不可欠です。本講演では、早稲田大学大学院教授の入山章栄氏をお迎えし、「知の探索」と「知の深化」をキーワードに、中部地区企業が直面する課題を克服し、未来を切り拓くための戦略を紐解きます。新たな知を外部から探索し、内部で深化させるプロセスがいかに企業の競争力向上に寄与するのか、具体的な事例や理論を交えて分かりやすく解説いただきます。 |
早稲田大学大学院早稲田大学ビジネススクール 教授 入山 章栄 氏
慶應義塾大学卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所でコンサルティング業務に従事後、2008年 米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.(博士号)取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。2013年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。2019年より教授。専門は経営学。国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。メディアでも活発な情報発信を行っている。
講演② 14:35~15:35
進化するまちづくりへの挑戦
~まちへの想い・未来への想い・人への想い~
三菱地所グループは、名古屋エリアの「集客と回遊性」の向上、「経済の好循環」をめざし、「名古屋駅地区、栄地区どちらも元気にする」まちづくりに取り組んでいます。栄地区では、「中日ビル」(プロジェクトマネジメント支援、ザ・ロイヤルパークホテルアイコニック名古屋)、「ザ・ランドマーク名古屋栄」(2026年竣工、ヒルトンコンラッドホテル・東宝シネマズ・商業・オフィス)、「錦3-5プロジェクト(セントラルパークアネックス建替え事業)」(2026年竣工)、「SLOW ART CENTER NAGOYA」(ウェルビーイング、サウナ)を推進しています。 本講演では、「名古屋」「東京(大丸有・TOKYO TORCH)」「大阪(グランフロント大阪)」での茅野氏のまちづくりの経験も含めて、「都市と地域」「人を想う、まちを想う」まちづくり(進化への挑戦)の取組みについて伺います。 |
三菱地所㈱ 執行役員中部支店長 茅野 静仁 氏
慶応義塾大学商学部卒業。1990年4月 三菱地所㈱入社。入社後は丸の内開発部・ビル開発部等に所属し、2006年7月より大阪支店(現関西支店)にてグランフロント大阪開発計画を担当。2014年4月より経営企画部に所属し、2017年4月より経営企画部長、2020年4月より執行役員プロジェクト開発部・常盤橋開発部担当(兼)常盤橋開発部長、2022年4月より執行役員プロジェクト開発部・TOKYO TORCH事業部・再開発事業部担当に就任し、2023年4月より執行役員中部支店長就任。
講演③ 15:55~16:55
通信会社がコンビニとサブスクサービスを融合させる狙い
リテール業界は、急速なデジタル化や消費者ニーズの多様化を背景に、大きな変革を迎えています。このような中、KDDIとローソンは業界をリードする協力体制を通じて、新たなリテールの可能性を模索しています。本講演では、KDDIの繁田氏をお迎えし、データ活用や次世代テクノロジーを駆使したリテールの革新事例や、両社の共創から生まれる未来の店舗像、通信会社がリアル面としてのコンビニとデジタル面としてのサブスクリプションサービスを活用して商品開発する意図についてご紹介いただき、企業間連携が生み出す新しい価値と、これからのリテール戦略について情報提供いただきます。 |
KDDI㈱ パーソナル事業本部 サービス・商品本部副本部長 繁田 光平 氏
1999年㈱DDI(現KDDI)入社。2012年より新規ビジネス推進本部auスマートパス推進部長を務め、auスマートフォン向けサービス「auスマートパス」の立ち上げなどに従事。2014年より㈱ナターシャ、2016年よりSupership㈱、Connehito㈱の社外取締役を務め、2024年よりサービス・商品本部(旧:マーケティング統括本部)にて「Pontaパス」の戦略立案・普及活動などを務める。
座談会④ 17:15~18:30
モノづくりの伝統や優れた技術・技能との融合による新たなイノベーション創出
~世界に誇れるスタートアップエコシステムで、新たな未来の創造~
名古屋にオープンした日本最大規模のオープンイノベーション拠点STATION Aiでは、スタートアップ企業の創出・育成およびオープンイノベーションの促進を目的に、様々な支援サービスを提供しています。また、700社を超える国内外のスタートアップ企業、パートナー企業、VC等の支援機関や大学等がSTATION Aiに参画し新規事業創出に取り組んでいます。本座談会では、STATION Ai、事業会社とスタートアップ企業にも登壇いただき、各登壇者の視点から現状と今後の展望についてうかがいます。 |
(順不同)
STATION Ai㈱ 代表取締役社長兼CEO 佐橋 宏隆 氏
ソフトバンク㈱入社後、人事部門を経てソフトバンクグループ㈱社長室で経営戦略を担当。
東日本大震災後、SBエナジー㈱で事業企画部長として再生可能エネルギー事業を管掌。
2014年からSBイノベンチャー㈱で社内起業家育成プログラムの構築やハンズオン支援を推進。2021年9月からSTATION Aiに出向して現職。
㈱コメ兵ホールディングス 常務取締役執行役員 山内 祐也 氏(㈱コメ兵 取締役副社長)
1977年10月18日 岐阜県各務原市生まれ。
中学、高校、大学と陸上競技に打ち込む(全日本学生選手権4位など)。法政大学経済学部を卒業後、2000年4月に㈱コメ兵に入社。カメラ部門の鑑定査定業務、商品仕入れ、マネジメントなどを担当。2009年に全社のマーケティング・プロモーションを担当する「営業企画部」の新設に携わり、CRMの構築・広告の効率化・PR・営業組織改革などの業務を担当。
2013年から「経営企画部」にて経営戦略・経営計画・IRなどを担当し、2015年には同部署の部長に就任。2017年からは事業開発部長も兼任し業務範囲を拡大。経営戦略としてM&Aや海外進出を推進した。2018年、経営企画本部(経営企画部・事業開発部・人事企画部)、海外事業を統括する執行役員へ就任。2019年、㈱K‐ブランドオフの代表取締役社長に就任(現任)。BRAND OFF LIMITED代表取締役社長に就任。名流國際名品股份有限公司 董事長に就任。2021年、㈱コメ兵ホールディングスの取締役に就任。2023年、㈱コメ兵の取締役副社長に就任(現任)。2024年4月、㈱RECLOの代表取締役社長に就任。2024年6月、㈱コメ兵ホールディングスの常務取締役執行役員に就任(現任)。ブランド・ファッション事業統括責任者に就任(現任)。(一社)日本流通自主管理協会理事(現任)。
中学、高校、大学と陸上競技に打ち込む(全日本学生選手権4位など)。法政大学経済学部を卒業後、2000年4月に㈱コメ兵に入社。カメラ部門の鑑定査定業務、商品仕入れ、マネジメントなどを担当。2009年に全社のマーケティング・プロモーションを担当する「営業企画部」の新設に携わり、CRMの構築・広告の効率化・PR・営業組織改革などの業務を担当。
2013年から「経営企画部」にて経営戦略・経営計画・IRなどを担当し、2015年には同部署の部長に就任。2017年からは事業開発部長も兼任し業務範囲を拡大。経営戦略としてM&Aや海外進出を推進した。2018年、経営企画本部(経営企画部・事業開発部・人事企画部)、海外事業を統括する執行役員へ就任。2019年、㈱K‐ブランドオフの代表取締役社長に就任(現任)。BRAND OFF LIMITED代表取締役社長に就任。名流國際名品股份有限公司 董事長に就任。2021年、㈱コメ兵ホールディングスの取締役に就任。2023年、㈱コメ兵の取締役副社長に就任(現任)。2024年4月、㈱RECLOの代表取締役社長に就任。2024年6月、㈱コメ兵ホールディングスの常務取締役執行役員に就任(現任)。ブランド・ファッション事業統括責任者に就任(現任)。(一社)日本流通自主管理協会理事(現任)。
AI真贋をはじめとするリユースとテクノロジーの融合においては、自ら指揮を執り推進を促す。
スタートアップ企業(1社) 人選中
ファシリテーター
三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱ コンサルティング事業本部経営戦略ビジネスユニット 経営戦略第2部部長 プリンシパル 遠藤 慎良 氏
大手住宅設備機器メーカーにおける研究職を経て、2007年に現職へ入社。主にBtoB製造業において、新規事業を核とする成長戦略の策定、策定後の実行支援、それらを担う幹部社員の育成に従事。これまでに延べ150件以上の案件へ参画。直近では顧客ニーズの探索や知財データベースを活用した成長市場への新規参入手法の確立、それに伴う経営者のマインドチェンジに力点を置いたコンサルティングサービスを展開中。
2025年 3月 5日(水) |
オプション車座トーク 11:00~11:50
講演⑤ 9:30~10:30
セラミックスの領域を超え、世の中や私たちの想像を超えた挑戦
~Niterra 地球を輝かせる企業となる~
自動車の電動化や半導体需要の拡大といった技術的な変革に加え、主要先進国の保護主義化や貿易対立など大きな変化が生じている中で、持続可能な社会を実現するためには、同社でも「これまでの延長線上にない変化」が求められています。 従来は「セラミックスで何ができるか」を考え、「ものづくり企業」としての歩みを進めてこられましたが、世界が抱える課題に向き合い、よりよい社会の実現に寄与するためには、今までの「セラミックスで何ができるか」に加えて、セラミックスの領域を超え、世の中の想像を超えた挑戦について紹介いただきます。 |
日本特殊陶業㈱ 代表取締役会長 尾堂 真一 氏
1977年 日本特殊陶業入社。2003年 自動車関連事業本部営業本部海外市販部長。2005年 米国特殊陶業㈱社長。2007年 取締役。2010年 取締役常務。2011年 代表取締役社長。2012年 代表取締役社長 社長執行役員。2016年 代表取締役会長兼社長 社長執行役員。2019年 代表取締役会長(現在に至る)。2020年 (一社)日本自動車部品工業会会長。
1977年 日本特殊陶業入社。2003年 自動車関連事業本部営業本部海外市販部長。2005年 米国特殊陶業㈱社長。2007年 取締役。2010年 取締役常務。2011年 代表取締役社長。2012年 代表取締役社長 社長執行役員。2016年 代表取締役会長兼社長 社長執行役員。2019年 代表取締役会長(現在に至る)。2020年 (一社)日本自動車部品工業会会長。
講演⑥ 10:50~11:50
気象情報の企業戦略への活用
2024年度は迷走した台風10号が記憶に新しいですが、気象の激甚化が進み毎年日本のどこかで気象災害が発生しています。「異常気象」が異常なことではなく、ありふれたものとなってきているため、同社では「極端気象」と呼んでいます。極端気象のリスクに晒される日本において、どの企業もその対策、適応が迫られています。現場での施設防災や安全確保だけでなく、気象を味方につけてロス低減や売上増大を狙う、気候変動対策を企業方針として明記する等、気象情報の活用の幅が広がっています。本講演では、民間気象会社であるウェザーニューズからその具体的内容を紹介いただきます。 |
㈱ウェザーニューズ 執行役員 川畑 貴義 氏
2003年3月 日本大学理工学部 卒業。2003年4月 当社入社。2017年6月 東京SSB チームリーダー。2018年6月 大阪SSB チームリーダー。2020年6月 陸上気象事業部 チームリーダー。2022年6月 陸上気象事業部 グループリーダー。2024年6月 当社執行役員(現任) 。
講演⑦ 13:00~14:00
持続的企業価値向上のためのビジョン経営
~社会に必要なビジネス創出のために~
オンライン証券業・暗号資産交換業・教育事業などを展開するマネックスグループでは、創業以来、旧習にとらわれない自由な発想で、社内環境の整備やステークホルダーへの価値提供を行っています。その起点となっているのが、未来を見据え、経営拡大と企業価値向上を図るとともに、マネックスらしい社会への企業価値の提供する「ビジョン」です。本講演では、ビジョンに根差した事業戦略や各種取り組みを通じて、どのようにして社会に必要なビジネスの創出に貢献しているのか、その具体的な戦略と事例について紹介いただきます。 |
マネックスグループ㈱ 代表執行役社長CEO
マネックス証券㈱ 取締役社長執行役員 清明 祐子 氏
マネックス証券㈱ 取締役社長執行役員 清明 祐子 氏
2001年4月 ㈱三和銀行(現 ㈱三菱UFJ銀行)入行、2006年12月に㈱MKSパートナーズに転じ、2009年2月にマネックス・ハンブレクト㈱(2017年マネックス証券と統合)入社。2011年6月 マネックス・ハンブレクト㈱代表取締役社長を経て、2013年3月 グループ執行役員、2016年6月 グループ執行役、2019年4月 マネックス証券㈱代表取締役社長に就任。2020年1月 グループ代表執行役チーフ・オペレーティング・オフィサー、2021年1月 グループ代表執行役チーフ・オペレーティング・オフィサー兼チーフ・フィナンシャル・オフィサーに就任。2021年6月 グループ取締役就任、2022年4月 取締役兼代表執行役 Co-チーフ・エグゼクティブ・オフィサー兼チーフ・フィナンシャル・オフィサー就任、2023年6月より取締役兼代表執行役社長CEO。2024年1月 マネックス証券㈱取締役社長執行役員。
座談会⑧ 14:20~16:20
スポーツ文化と地域創生
~Aichi-Nagoya2026が社会・企業を変える~
本座談会では、スポーツイベントが社会や企業に与えるグローバルな影響について考察し、企業のスポーツ支援活動が地域社会の多様性向上や地域経済の活性化にどのように貢献しているかを探ります。さらに、地域のスポーツ文化の醸成がもたらす経済効果について、多角的で豊かな議論を各登壇者に行っていただきます。 |
(順不同)
(公財)愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会 事務総長 村手 聡 氏
1964年10月5日生まれ。東京大学法学部卒業後、自治省採用。八戸市財政部長を皮切りに、熊本県環境公害部総務課長、群馬県副知事などを歴任。2011年東日本大震災復興対策本部事務局参事官。2017年以降、総務省地域力創造グループ地域政策課長、内閣府大臣官房審議官(防災担当)、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局次長など。2023年愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会事務総長に就任。
国際オリンピック委員会 アスリート委員 太田 雄貴 氏
(2012年ロンドンオリンピック フェンシング団体銀メダリスト)
1985年生まれ、滋賀県出身。小学校3年からフェンシングを始め、高校では史上初のインターハイ三連覇を達成。2008年の北京オリンピックで日本人初のフルーレ個人銀メダル、2012年のロンドンオリンピックでフルーレ団体銀メダル。2016年には日本人初の国際フェンシング連盟理事に就任。日本フェンシング協会会長などを経て、現在は国際オリンピック委員会アスリート委員、WIN3㈱代表取締役。
トヨタ自動車㈱ トヨタスポーツ推進部・GM 寺尾 悟 氏 (元 ショートトラックスピードスケート選手)
1975年7月愛知県豊田市生まれ。
1994年リレハンメル五輪で4位入賞し、以降2006年トリノ五輪まで4大会連続出場。世界選手権2度の金メダル、全日本選手権では12回の総合優勝を果たす。
2010年引退後は、所属企業のトヨタ自動車にて社業に従事。その傍ら2010年から12年間、国際スケート連盟技術委員としてルール改正等に尽力し、現在では日本オリンピック委員会では国際委員会委員を務めるなど、日本スポーツ界の環境整備にも積極的に尽力。
1994年リレハンメル五輪で4位入賞し、以降2006年トリノ五輪まで4大会連続出場。世界選手権2度の金メダル、全日本選手権では12回の総合優勝を果たす。
2010年引退後は、所属企業のトヨタ自動車にて社業に従事。その傍ら2010年から12年間、国際スケート連盟技術委員としてルール改正等に尽力し、現在では日本オリンピック委員会では国際委員会委員を務めるなど、日本スポーツ界の環境整備にも積極的に尽力。
ファシリテーター
事業構想大学院大学 学長 田中 里沙 氏
広報・広告・マーケティングの専門誌「宣伝会議」の編集長、取締役副社長を経て、2016年に地方創生と新規事業の研究と人材育成を行う、学校法人先端教育機構「事業構想大学院大学」学長に就任。企業や自治体、他大学との連携による新事業創出、イノベーション研究、地域ブランディング活動等を企画し、推進する。「クールビズ」「育業」ネーミング、東京2020エンブレム、G7広島サミットロゴ等の審査員、政府広報アドバイザーのほか、審議会等委員を務める。